優しさ
母が偽善で何が悪いの?って言いながら募金箱に金を入れてたことを記憶してます。
偽善でも何でも助かる人がいるならそれでいいし、助かってる人がいるって思うだけでも救われるものでございます。
つまり結局は全部自分のためであって、人の為なんてのはあとからついてくるものなんです。多分。
これは愚痴なんですが、嫁さんのご両親から野菜やらレトルト食品やらが送られてきたことがありました。
僕は嫁さんのご両親が大嫌いなので、嬉しくもなんとも思わないんですが家計は助かるねってそれくらいで。
それでね、送られてきたレトルト食品、半分くらい賞味期限が切れてるんです。
おかしいだろって。逆なんだよって。
喜んで欲しいからアレもコレも送ろうって思ってないんだよ。
アレもコレも余ってるから送ってやるかって思ってんだよ。
そんな中途半端なもんだったら野菜もレトルト食品も何もかも送ってくるなって。ゴミ代かかるだけだろって。
これは、優しさとは到底呼べないと僕は思うわけです。
こういうことを僕は偽善なのだなと思うわけです。
優しさっていうベールに包んで、やってる事は大迷惑だからね。
なんでそんなことをするかって話は単純で、自分がこうしたいっていうのが自分発信じゃないから、です。
余ってるから送ろうじゃダメ。
自分が何かしてあげたいから送ろうじゃないと。
優しいってのは結果。